海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第22話「終わりの始まり(後編)」BEGINNING OF THE END:PART 2

署に犯罪通報が相次ぎ、警官が出払って手薄になったところに北署のヴェッセン警官たちが現れる。ウーが抵抗するもニックは連れ去られてしまう。北署で待ち受けていたボナパルトはケリーを盾に取り、ニックにグリムの家系本を渡せと迫るが、そこへトラブルらが乗り込み……。

ザウバービースト

ドイツ語で「魔法」・「魔法使い」と「獣」を意味する。ヘクセンビーストと対をなす、男性版のヴェッセン。ヴォーガすると、ヘクセンビースト同様に人間の骸骨のような姿になる。頭部・顔面は黒ずんで乾燥し、何本もの深いしわで覆われる。唇はなくなり、歯がむき出しになる。生粋のザウバービーストともなるとその魔力はたいへんなもので、ヘクセンビーストのイヴでも敵わない力を持つ。妖術・幻術に長けており、テレキネシス(念動力)で物を簡単に動かしたり、手を触れるだけで人間を石化させるといった強力な魔法を使う。高い知能と統率力はこの種族の特徴で、組織の長として君臨し、人間界を我が物にしようと画策する。

「フリードリヒ・ニーチェの言葉」『力への意志が 世界には渦巻いている』

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェは1844年生まれのドイツの哲学者、古典文献学者。実存主義の代表的な思想家として知られる。「力への意志」はニーチェの後期著作に登場する哲学的概念のひとつで、この言葉が公刊された著書に初めて出てくるのは『ツァラトゥストラはこう語った』第2部「自己超克」の章。「賢者」たちが全ての物事を思考可能なものにしようとする「真理への意志」の正体が、一切を精神に服従させようとする「力への意志」であると批判している。

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