シーズン3
第1話「アングレイトフル・デッド」THE UNGRATEFUL DEAD
ニックはゾンビを作った男爵と対峙し闘うが、毒をかけられ棺桶に収められてしまう。レナード警部は兄エリックを追ってコンテナヤードへ行き、棺桶がバンに積みこまれるのを目撃する。エリックがニックを死体に見せかけ国外へ連れ去る気だと知り飛行場へ向かうが……。
クラシェイ・モーテル
クラシェイ・モーテルについてはシーズン2第21話「ウェイキング・デッド」を参照。
「死神の名づけ親」『だが私が足元に立ったら その病人は私のものだ』
グリム童話収録。子だくさんの貧乏な男に13番目の子供が生まれた。名づけ親を探しに出た男に、自分が名づけ親になろうと神様が声をかけるが、男はそれを断る。次に悪魔が声をかけたが、男はそれも断った。三番目に声をかけたのは死神で、男は死神なら貧乏人も金持ちもなく平等に人間を扱うからという理由で、死神を名づけ親に迎えた。死神に名づけ親になってもらった男の子は成長して名医となった。なぜなら、彼が病人を診たとき、死神が頭のほうに立っていたら病人は助かり、死神が足元に立っていたら病人は何をしても助からない、ということを死神に教えてもらっていたからである。有名な医者になった若者は、ある時、王様を診察することになった。その時、死神は王様の足元に立っていたが、男は王様の体を置き替えて、頭のほうに死神が立っているようにしてしまい、王様の病気は治った。死神は、「次はないぞ」と言い置いて去った。次にお姫様が病気になり、男はまた同じようにして姫を治した。すると死神が現れ、男を人間たちの生命の灯が並ぶ洞窟に連れていってしまった。