海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第10話「見守る眼差し」EYES OF THE BEHOLDER

ダイナーで働く恋人に会いに行ったジャレッドは、そこで男女に暴行を加える男たちを目撃してしまう。しかも顔を見られてしまったため、ジャレッドの身にも危険が迫る…。一方、ニックとハンクは現場から逃げ去ったとされる車の所有者を訪ねると、それはハンクが想いを寄せる理学療法士のズーリだった…。

ヤガラテ

ヤガラテはスペイン語でジャガーを意味する、ジャガー系ヴェッセン。ヴォーガすると目はオレンジや黄色に輝き。体には体毛が生える。毛皮にはジャガーやレオパードに似た黒い斑があらわれる。人間時の毛髪はそのまま残る。鼻は平たく、大きくなり、耳は猫科動物のようになるが、その位置は変わらない。上顎から牙が尖り、口から突き出る。行動は素早く敏捷で人間よりも力が強い。本来はとてもシャイな性格だが、大きなストレスにさらされるとヴォーガし、さらに感情が高ぶったり、身内に危険が及んだりすると攻撃目標の喉に噛みついて食いちぎるほど極端に攻撃的な行動に出る。防衛本能も強く、グリムを非常に恐れる。群れで集まって生活し、その性質からギャング団となることも多い。

クラウストライヒ

クラウストライヒについてはシーズン1第16話「金の卵」を参照。





「ヴェニスの商人」『夜でよかった あなたが 私の恥ずかしい姿を 見ずに済むから』

「ヴェニスの商人」はウィリアム・シェイクスピアによって1594年から1597年の間に書かれた戯曲。イタリアはヴェニス(ヴェネツィア)に住む若者バサーニオは、富豪の娘ポーシャと結婚するため、友人アントーニオから金を借りようとする。アントーニオの財産は航海中の商船にあるので彼の手元に金はないが、彼は友人のために悪名高いユダヤ人の金貸し、シャイロックに金を借りにいく。アントーニオは、指定された日付までに借りた金を返せない時は、彼の肉を1ポンド与える、という条件を呑んで金を借りた。しかしアントーニオの船が難破してしまい、彼は全財産を失う。アントーニオから金を借りたバサーニオはポーシャの父が出す難問をクリアし、ポーシャから結婚指輪を得て、これを絶対はずさないと誓う。そこへアントーニオが破産し、金を返せなくなったという報せが届き、バサーニオはポーシャから金を借りてヴェニスへ戻る。あとからポーシャも侍女のネリッサを連れてヴェニスへ向かった。裁判所では、シャイロックがアントーニオへの恨みから、バサーニオの金を頑として受取らず、アントーニオの肉1ポンドに固執していた。若い法学者に変装したポーシャはシャイロックに慈悲の心がないのを知ると「では肉を切り取るがいい。しかし肉は切り取っても良いが、契約書にない血を1滴でも流せば、契約違反として全財産を没収する。また肉は1ポンドより多くても少なくても契約違反となる」と述べ、ならばやはり金をと慌てるシャイロックは一度金を受け取る事を拒否していた事から認められず、さらにアントーニオの命を奪おうとした罪により財産は没収となる。親友の命を救ってくれた法学者にお礼をと思ったバサーニオだがポーシャの変装に気付かず、「お礼ならその指輪をください」と言われて仕方なく誓いの結婚指輪を渡してしまった。ポーシャの家に戻り、結婚指輪を失ったと告白したバサーニオに、ポーシャは笑いながら指輪を見せ、全てを話す。そこにアントーニオの船が無事だと言う報せが届き、物語はハッピーエンドを迎える。

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