海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第11話「優秀な兵士」THE GOOD SOLDIER

元軍人で、かつてイラクへ派兵されたロン・ハードが自宅で殺された。退役軍人クラブでロンが若い女性とモメていたという目撃証言と、テーブルに残された血の付いた紙ナプキンを入手したニックらは、ロンと戦場で一緒だったロバート・ハモンドも1週間前に殺されていたことを知らされる......。

マンティコア

ライオンとサソリの二様性を有する極めて特異な体を持つヴェッセン。ヴォーガするとローウェンのようなライオン状の容貌になる。背中にはサソリのような長い筒状の尻尾が生えており、尻尾の先は尖っている。その尻尾を自在に操り、戦いで相手を突き刺す。突き刺すと先端からキョクトウサソリ科の神経毒と酵素阻害物質の入った猛毒を大量に放出し、刺された相手はその毒でたちどころに死に至る。グリム一族の日記には、『77年に書かれた大(だい)プリニウスの有名な著作「博物誌」によれば、古代ペルシャに起源を持つ』と記されている。あるグリムの指揮する部隊がホルムズの砦を包囲した時にマンティコアに遭遇。退治しようとしたが、兵士の中に他にもマンティコアがいることに気付き、剣を収めて素性を隠した、とある。マンティコアは死を恐れず、非常に危険な兵士である。モンローによればマンティコアを殺害するのはたいへん難しく、通常のヴェッセンでのレベルを遥かに超えた怪力を持つらしい。またライオン並の感知能力を持ち、誰かが自分の家の庭に入ってきただけでそれを察知することが可能。怪力や感知能力は年をとっても衰えることはなく、その優秀な戦闘能力はまさに兵士向きである。

ローウェン

ローウェンについてはシーズン1第12話「闘技場」を参照。

スタインアドラー

スタインアドラーについてはシーズン1第13話「3枚のコイン」を参照。





「報復律」『目には目を 歯には歯を 手には手を 足には足を』

人が誰かを傷つけた場合、その罰は同程度のものでなければならない、もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる、という意味の報復律。紀元前1792年から1750年にバビロニアを統治したハンムラビ(ハムラビ)王が発布したハンムラビ法典では、正確な相互関係が非常に明確に規定されている。

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