シーズン4
第5話「幻覚の果て」CRY LUISON
ニックをグリムに戻す方法が判明するが、ニックはジュリエットの身を案じ快諾できずにいた。一方、豪邸に住むエヴァ・ディアスが人をはね、壁に激突するという事故が発生する。夫ガブリエルの話では、彼女は半年ほど前から精神を病みオオカミ男の幻覚を見るようになり、事故の日も症状が現れていたようだったという。
ルイソン
狼型のヴェッセンで、見た目はブルットバッドにも似ているが、ブルットバッドよりも大きな耳が特徴。モンロー曰く、イヌ科のヴェッセンにはロシアのヴォルコデラクからスペインのロブ・オンブレまで様々な種類がいる。起源は南米で、ヴォーガすると皮膚は薄いオレンジ色になって尖った耳が側頭部に生え、白い眉、髭、顎髭が生える。鼻は犬型になり、また歯も尖って口からはみ出る。ブルットバッドと似たような臭いがするためモンローには体臭で判別できるらしい。性質は大抵温和で物腰が柔らかい。物欲への執着心が強く、金銭が絡むと敬愛する者も裏切ったり操ったりすることがあるが、目的のために暴力に訴えることはない。
アイスビーバー
アイスビーバーについてはシーズン1第19話「目撃者」を参照。
クラウストライヒ
クラウストライヒについてはシーズン1第16話「金の卵」を参照。
フントイェガー
フントイェガーについてはシーズン1第18話「レジスタンス」を参照。
「嘘をつく子供」「オオカミ少年」『嘘つきは真実を話しても疑われる』
アイソーポス(イソップ)が作ったとされる寓話を集めた寓話集で、日本でも「イソップ物語」「イソップ童話」などと称される物語の一編。羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が出た!」と嘘をつく。村人たちは大騒ぎとなるが嘘だとわかる。しばらくするとまた少年は同じ嘘をつき、また村人たちは騒ぐが徒労に終わる。ところがある日、本当に狼が現れたため、少年は大声で「狼が出た!」と騒ぐが、村人たちはいつものことだと彼を信用せず、誰も助けに来なかった。そのため、村の羊は全て狼に食べられてしまった。