海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第18話「守護精霊」MISHIPESHU

高校の校務員キルバーンが夜の校舎で魔物に噛み殺される。ハンクと保安官ファリスは、関与が疑われる元生徒サイモンの行方を追う。一方ロザリーとモンローはレナードからアダリンドの呪いの本を借りて、ジュリエットを元に戻す方法を探していた。

ミシピシュ

またの名を“ギチエアナミビス”といい、伝説上の生き物で竜の体と角を持つヒョウ。頭には大きく長い角が生え、側頭部に尖った耳、青白い皮膚、白い体毛、口からは牙が生え、目はらんらんと黄色に光る。大きな体が出現するときは半透明で光の粒子が舞う。筋骨たくましく、背中には白い毛、竜の尻尾のような背骨が見受けられる。ヴェッセンとは異なり、ネイティブ・アメリカンが伝承する精霊の種類に相当する。スペリオル湖、つまりギチグミの底に住むと言われ、先住民であるオダワ、ポタワトミやオジブワ族などアニシナアベ系の部族に関連深い伝承とされる。人に憑依し、素早い動きと強い力で敵を襲う。本来は守護精霊だが復讐の獣でもあり、復讐を完全になし遂げるまで憑依は止まらない。“精霊の山”と呼ばれる地で、守護精霊を探す“力の儀式”をした若者に憑依し、かつて悪事を働いたヴェッセンらに相応の仕打ちを与えた。

本シリーズの脚本家アラン・ディ・フィオーレによるオリジナル。『水面に魂を探しても 映るのは己の姿のみ』

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