海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第6話「死を乗り越えて」OVER MY DEAD BODY

モンローのところへかつての恋人アンジェリーナが乗り込んでくる。実はアンジェリーナはバーで知り合った男に襲われそうになり殺してしまったところ、その男を殺し屋として雇っていた男に捕まり、ある殺人を代わりにやれと仕事を依頼されていた。その殺しのターゲットが実はモンローだったのだ。アンジェリーナから事情を聞いたモンローはニックに助けを求める。

ケーニッヒシュランガ

ドイツ語でキング・スネークの意を持つコブラ型のヴェッセン。たいへん強く、危険なヴェッセンで、力の強いブルットバッドや天敵のグリム相手でも互角に戦うことができる。その強さゆえ、多くの凶暴なヴェッセンがケーニッヒシュランガの配下に従っている。疑い深く、物音を立てずに隠れることも得意。ヴォーガ(変身)すると皮膚の色がまだらになり、頭の周囲にフードのような皮膚が張り出る。感覚が鋭敏で、二股の黒い舌で体温や脈、匂いを測ることができる。口腔内に鋭い牙が二本生えており、それを相手に突き刺して毒を注入する。

「三枚の蛇の葉」『やがて地下墓地の片隅から ヘビが出てきて屍に近づいた』

グリム童話に収録。ある若者が戦場で手柄を立て、王様の家来に取り立てられた。王様には王女が一人あり、王女の結婚の条件は「もしも王女が先に死んだら、夫も一緒に墓に入らねばならない」というものだった。若者は同意して2人は結婚したが、王女が先に病気で死に、夫婦は一緒に墓に入ることになった。若者が墓で震えているとヘビが出てきたので剣で3つに斬ってしまった。すると別のヘビが3枚の青葉を持ってきて斬られたヘビにかぶせ、ヘビは生き返った。若者はその不思議な青葉を妻の両目と唇にのせ、生き返った妻と一緒に墓を出る事ができた。やがて若者は王女を伴い、船で故郷に帰ることになったが、船頭と恋に落ちた王女が若者が寝ている間に彼を殺して船から放り出した。前もって青葉を預けておいた若者の家臣が急いで彼を回収して甦らせ、若者は先回りして国に帰り、王様にすべてを話した。王様はあとから戻ってきた王女に生きている若者を見せ、王女を追放した。

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