海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第19話「絶滅危惧種」ENDANGERED

牧場で牛の腹が裂かれ殺されていた。牧場の雇い人ジョンは見回りの際に青く光る宇宙人のようなものを目撃し、慌てて銃を取ろうとしたところ強く押され車に積んでいた支柱に刺さり死んでしまう。牧場主のロバートは逃げる宇宙人の姿を目撃し警察に通報する。

グリューエンフォルク

“発光する”と“人々”の造語で、爬虫類に似た人型ヴェッセン。頭髪、体毛はなくトカゲの皮のような皮膚に覆われている。皮膚には生物発光の元となる酵素が含まれており全身が青く光る。その皮膚にたいへんな価値があるので、ヴェッセンのコレクターが蒐集している。地球上で最も美しい生物とされ、ヴェッセンたちの子供時代には「もしも野性のグリューエンフォルクを見たら幸せになる」と信じられていた。その美しい皮膚のために乱獲されて絶滅したと思われていたが少数が生き残り、アラスカ地方にもまだいるらしい。古代の種族で起源はアフリカ。妊婦は妊娠期間中に牛の卵巣を必要とするので雄は雌のために牛を襲って卵巣を持って帰る。妊婦は牛の卵巣を食べて出産に備える。

ローブコンドル

“盗人”と“コンドル”の造語でしつこく危険なハンターのヴェッセン。頭部は羽毛のような短髪で覆われ虹彩が青く光る鋭い目とくちばしのような鉤鼻を持つ。目は闇の中でも遠くまで見渡すことができる。変身すると首は360度回転させることができる。鋭い嗅覚を持ち、恐るべき執念で高値で売れるグリューエンフォルクの皮膚を求め、付け回している。UFO研究者を装ったりとずる賢く、力も強いので、対峙する時は不用意に情報を与えないなど気をつけねばならない。グリューエンフォルクの皮膚の効果的な剥ぎ方を知っており、トレーラーには皮剥ぎ装備一式とハンティング用の銃弾などを積んでいる。

「兄と妹」『お兄ちゃんは殺されて 私は森に捨てられる』

グリム童話に収録。継母にいじめられる兄妹が家を出た。継母は魔女で、兄妹の行く手の泉に魔法をかけたので、妹の忠告に従わなかった兄は水を飲んで鹿の姿になってしまう。森の奥で暮らしはじめた妹と鹿だったが、ある日森で王様の狩りが行われ、鹿のあとをつけた王様が家から出てきた妹に一目惚れした。王様の懇願で妹と鹿はお城へ行った。王様は妹と結婚したが、魔女と隻眼の娘がそれを妬んだ。妹が子供を産むと魔女と娘は王妃となった妹を騙して風呂場に閉じ込めて殺してしまった。その夜から王妃の幽霊が城に入って子供に乳を飲ませ、あと2回しか来られない、と悲しそうに語った。驚いた王様は3日目の晩、王妃の幽霊にとびつき、王妃は元の姿に戻ることができた。悪事を聞いた王様は裁判官を呼び、魔女の娘は森に追い込んで獣に八つ裂きにさせ、魔女は火刑に処した。

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