海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第3話「群れの掟」BAD MOON RISING

父と娘が2人で暮らす家に何者かが侵入し娘カーリーを連れ去った。父親のジャロルドはハンクの高校からの友人でハンクを頼って警察に来る。事情を確認している最中、ニックはジャロルドが魔物に変身するのを目撃する。

コヨータル

コヨーテ型のヴェッセンで、必ず群で行動する。群れからは一度入ったら決して抜けられず、群れを離れるということはその一族にとっての一大事となる。気性は荒く、卑劣で汚いいじめっ子タイプ。行動も犯罪まがいが多いので“ヴェッセン界のストリートギャング”のようなものとして人気のない場所では出くわしたくない連中とされる。コヨータル特有の繁殖方法は大抵が近親交配で、“アセベラシン(結実の儀式)”という特殊な交配の儀式を代々守っている。儀式は満月の夜に行われ、17才を迎える近親の女性を群れのメンバーが連れ去り、“多産の母体”という祭壇に縛り付ける。17という数字は不滅の象徴で群れに強さと繁栄をもたらすとされている。また犬や大量の小動物を殺して宴の用意をする。

「森の中のばあさん」『少女は泣きじゃくり“どうすればいいの”と言った』

グリム童話に収録。強盗に襲われて森の中にたった一人生き残った少女は、不思議な白い鳩の案内で、木の穴に食事やベッド、ドレスなどを見つけて生き延びる。ある日、白い鳩は少女にお願いをする。それは森の中の一軒家に入っていき、どんな妨害にもめげずに、飾りのついていない指輪を探し出して持って来ることだった。家に行くとおばあさんが娘を妨害するが、娘はおばあさんが持ち出そうとした鳥かごの中に、目当ての指輪を見つけて持ち帰る。白い鳩がいつまでも来ないので大きな木に寄りかかっていると、その木が人間の男に変化した。男はある国の王子で、悪い魔法使いに木に変えられ、一日数時間だけ白い鳩になることができたのだった。家来や馬も、木から元の姿に戻され、娘は王子と結婚した。

PAGE TOP