シーズン2
第12話「魔女の逆襲」SEASON OF THE HEXENBIEST
ジュリエットの衝撃的な場面を見てしまったモンロー。動揺したジュリエットとモンローはそれぞれニックに電話をかけ、話があると告げる。帰宅する前にモンローの家に寄ったニックは、モンローからジュリエットの件を聞かされショックを受ける。家に帰ったニックにジュリエットは……。
フントイェガー
“フントイェガー”については
シーズン1第18話「レジスタンス」参照。
今回ポートランドに来た黒ずくめの男女2人はヴェッセンの王家“フェラート”に雇われているフントイェガーで、手のひらにフェラートのマークをつけている。
「ブレーメンの音楽隊」『あの家の恐ろしい魔女に 毒息と長い爪をお見舞いされたんだ』
グリム童話に収録。年老いたロバは餌をもらえなくなったので家を出た。途中で、役に立たなくなったので殺されそうになった老犬と出会った。さらに行くと鼠も追えなくなり、餌をもらえなくなった老猫に会った。また少し行くと、明日には料理されるという雄鶏に出会った。4匹は音楽家にでもなれば食べていけると、ブレーメンという街を目指すが途中で日が暮れた。おなかがすいた4匹が、ある家を見つけて窓から覗いてみると、泥棒たちがごちそうを食べていた。ロバが窓枠に足をかけ、そのロバの上に犬が、犬の上に猫が乗り、最後に猫の上に雄鶏が飛び乗って一斉に鳴き出すと泥棒たちはごちそうを残して逃げていった。4匹はそのごちそうでお腹を満たして家の中で寝ることにした。すると泥棒たちが自分たちのメンツを取り戻そうと家に戻ってきた。そこで暖炉の灰の上に寝ていた猫が息をふきかけて爪でひっかき、戸口に寝ていた犬が噛み付き、堆肥の上で寝ていたロバが蹴っ飛ばし、最後に雄鶏がトキの声を上げて泥棒たちを追い払った。4匹はその後も、その家で暮らし続けた。