海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第3話「ラストファイト」THE LAST FIGHT

ボクシングで連勝を続けるボクサーのクレイ・ピットマン。試合前の控室では興行主スタンの依頼で元ボクサーのボビーらがクレイに襲い掛かり、殴られ怒りに駆られてヴォーガしたクレイはそのままの勢いで試合に出場、圧勝するのだった。しかし翌日、胸に刺し傷があるボビーの死体が発見される。

ヘフティヒオーロック

“怒れる猛牛”型ヴェッセン。ヴォーガすると雄牛様の角が頭の両脇に生え、頭髪はなくなる。頑丈な頭と強靭な拳を持つ。ヴォーガしなくてもその力は顕著で鉄板を拳で殴れば鉄板に跡がつくほど。性格は極めて温和で争いを好まないが、怒ると非常に凶暴になり、目は金色に光る。ボクシングなど、戦う際には外部からの強い刺激を受ける必要があり、殴られたり痛い目にあってリミットを越えると、戦闘能力が覚醒するようである。その際、ヘフティヒオーロック自身の体にはなんのダメージも受けない。ヘフティヒオーロックの雌型も存在するが、雄型よりは非力なようである。ヴェッセンであるが、覚醒状態になっている時は相手がグリムでも恐れることはない。

シンダーディヴ

ドイツ語ではげしくムチ打つ+弾圧者の造語。イボイノシシのようなヴェッセンでヴォーガすると頬とあごに牙が生え、耳はブタ型で大きくなって横に突き出す。怪力で獲物を押さえつけ、鋭い牙を突き刺して獲物を傷つける。彼らの肉体的な力は年を経ても衰えることはない。性格的には無慈悲かつ利己的で、信頼は全くできない。目的のためには猪突猛進、そのためには暴力も厭わない。強力さゆえ、正面切って戦おうとしてもまず勝つことは不可能なため、勝つ方法としては背後から飛びついて首の骨を折るに限る。

「マクベス」『星よ 光を消せ 私の野望を照らすな』

ウィリアム・シェイクスピアによる1606年頃に成立した悲劇「マクベス」の第1幕第4場、マクベスの台詞。この台詞はマクベスの心の声として語られる。ダンカン王から、戦争での功績を讃えられているマクベスだが、彼はこの間にも恐ろしい野望について考えている。「マクベス」は「ハムレット」「リア王」「オセロー」に並ぶシェイクスピア四大悲劇の1つで、実在のスコットランド王マクベスをモデルに書かれた。魔女の占いにそそのかされ、妻に背中を押されて、忠誠を誓っていた王を暗殺したマクベスは王に代わって王位につく。しかし元来の小心さゆえに悪事の悔恨とプレッシャーに耐え切れず、次第に精神を病んでいく。

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