ジュリエット・シルバートン役 長尾明希さんインタビュー
作品全体についての感想
人間のフリをした“ヴェッセン”が、何食わぬ顔で生活しているという世界観ですが、毎回どんな“ヴェッセン”が出てくるのかが楽しみです。恐いのもいますが、こんな能力欲しい! と思ってしまうことも。この作品に携わってから、現実でも「あの人はどんなヴェッセンかな」なんて考えてしまうようになりました(笑)
吹替について。本作ならではの工夫している点や大変な箇所など、外画ならではというものがありましたら教えてください。
実は、このような大役を任せて頂くのが初めてだったので、相手役の先輩方をとても頼りにさせて頂きました。英語の音声を聞きながらも相手役の台詞をしっかり聞く、というのは基本的なことですが、ジュリエットは一対一で話す場面が多いので、特に意識しました。ニック役の花輪さんには、たくさん助けて頂いたと思います。
自身の役の声を吹き替える上でのポイントは?
聡明さ、賢さ、みたいなものが失われないように、というところは常に意識しています。自分自身と違うところだなぁ、と思うので…
自分を「GRIMM/グリム」のキャラクターに例えると?
ピッタリはまるキャラクターというととても難しいのですが、おっちょこちょいなところは、アイスビーバーのバドかなと思います。彼の言葉や動きが見ていて面白いのですが、同時にちょっと親近感を覚えている私がいます(笑)
シーズン2になってストーリー展開やキャラクターに変化は?
物語も変化が大きくあるのですが、ジュリエットにとって、そしてジュリエットとニック二人にとって、大きな試練が振りかかってきます。第2話のジュリエットの台詞は目を疑いましたし、二人がどうなってしまうのか、毎回ハラハラしていました。
印象的なエピソードは?
ストーリーに直接は関係ないのですが…どうしても、衝撃だったのが第9話です。なんと台本に書かれた台詞の大半が外国語! エリザベス・トゥロックさんは喋れるのですが、私は…。とにかく、初めての経験でした。
「GRIMM/グリム」ファンの皆様へのおすすめコメント。
シーズン2では、陰謀が動き始め、ニックを中心としたキャラクターたちの関係が大きく変わってきます。毎回、「え!? ○○が!?」と言いたくなると思います。変化に伴って、ジュリエットの活躍も増えていきますので、ぜひそこも楽しみにしてください!