モンロー役 松本大さんインタビュー
作品全体についての感想
日本の洋画の歴史の中で、後になって「あぁ、あの作品の前と後では流れが変わったな~」って作品があるような気がします。この作品が、そういう作品であるかどうかはまだわかりませんが(現在進行形なので)そうなる可能性のある作品のひとつではないか?と思っています。
吹替について。本作ならではの工夫している点や大変な箇所など、外画ならではというものがありましたら教えてください。
人間の時とヴォーガしている時、終わった時の「息」づかいと、性格(人格)の違い。日常をすらっとやる所と、わざと下手に芝居芝居に演技するとこ、ですかね?
自身の役の声を吹き替える上でのポイントは?
あっさりとひっかかりのないように。なるべく印象を薄く。二枚目のイメージを崩すことのないように。かと言って真面目すぎない、深刻になりすぎないように。
自分を「GRIMM/グリム」のキャラクターに例えると?
真面目なとこはハンク、二枚目なとこはニック、黙っている時はレナード、変身するとやっぱりモンロー、色気があるとこはアダリンド、です。
シーズン2になってストーリー展開やキャラクターに変化は?
ニックがグリムであることを受け入れたことにより、ニックやニック一家のことから、グリムと王族の歴史、戦いという壮大な物語になってきている。
印象的なエピソードは?
モンロー的には、ハンクとジュリエットに「ヴォーガ」をしてみせるところですね。ハンクに「もう一回、もう一回」って言われたのには参った。余興じゃないんだから。
ニックとモンローの関係について、一言でいうとどんなイメージですか?
ニックが才能のある弟で、モンローがハラハラしながら心配してる兄貴、って感じですかね。ニックが思う存分、力を発揮できるようサポート?したいと思います。ニックが可愛くてしかたない兄貴です。
「GRIMM/グリム」ファンの皆様へのおすすめコメント。
童話・おとぎ話好きの人、刑事・警察もの好きの人、ファンタジー・歴史もの好きの人、洋画、声優ファンの人、是非ぜひ! 1話と言わず、シリーズ通して見てください。期待を裏切らない作品です。もしクレームがありましたらニックまでお願いします。