海外ドラマ「GRIMM/グリム」

第7話「ブラインド・ラブ」BLIND LOVE

ロザリーはニックたちを誘ってモンローの誕生日をホテルで過ごすことに。イヴはニックと共に、ニック宅の鏡に映る青い竜巻と緑の目をした不気味なドクロを目撃する。死の把捉で見たのと同じ竜巻だった。その間ダイアナはレナードの所に預けられるが、アダリンドに口止めされた、トンネルで見た模様の事をうっかりしゃべってしまう。

キューピディタス

ラテン語でキューピッド(天使)と“欲望”の意味を持つ造語。ヴォーガすると頭髪は短くなって逆立ち、頭からは小さな角が2本生える。皮膚は青く、全体的に骨張った体つきとなる。鼻と耳は尖り、小さい目は虹彩が黄色く光る。爪も長く大きくなる。逆恨みしやすく執念深い性格で、ひとたび怒らせるとずっとその怒りを忘れず、復讐の機会があればすぐさま行動に移す。得意な魔術は「地獄の愛」で、術をかける人間の髪の毛と自分の唾液を混ぜた飲み物を、対象者に飲ませることで、飲んだ人間は飲み物に入っている髪の毛の持ち主に激しく恋してしまう。その術をかけたキューピディタスが死ぬと、術は解ける。

「夏の夜の夢」『愛は心で見るゆえに キューピッドの目は光を宿さぬ』

『夏の夜の夢』はイギリス・ルネサンス演劇を代表するイングランドの劇作家、詩人ウィリアム・シェイクスピアによる喜劇。舞台となるのはアテネ公シーシアスとアマゾン国のヒポリタの結婚式を控えたアテネの森。妖精の女王ティターニアと喧嘩をした妖精王オーベロンは、仲直りするために妖精のパックに花の汁から作った媚薬を渡す。この媚薬は、寝ている間に瞼に塗って、目を覚まして一番最初に見た人物に恋をする魔法の薬。ところがパックは、ティターニアだけでなく、森に入ってきた訳ありの貴族の恋人たち、ライサンダーとハーミア、ハーミアの友人ヘレナとハーミアを恋するディミートリアスにもその薬を塗ってしまい、かくして目を覚ました若者たちはそれぞれが思ってもみない相手に恋心を抱くことになる。

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