シーズン2
童話で知られるグリム兄弟の家系は、人間の姿かたちを借りて人間社会に潜む魔物(ヴェッセン)たちの正体を見抜くことができる。森深いオレゴン州ポートランドの市警察殺人課の刑事ニック・ブルクハルトは、癌で余命いくばくもないおばのマリーから自分がグリムの末裔であることを知らされ、以来、ヴェッセンが関わる事件の解決に挑んでいく…。
ダーク・ファンタジーの要素を採り入れた刑事ドラマ「GRIMM/グリム」は2011 年に米NBC 局で放送開始。同年にスタートした米ネットワーク局の新番組の中では最も高い視聴率を挙げ、特に若い視聴者の間ではあっという間に人気ドラマの1つとなり、ファン・サイトも次々に誕生。本国アメリカで金曜夜に放送されている本作は、同曜日の全ドラマ中、18~49 歳層にて、最も高い視聴率を獲得しており、「HAWAII FIVE-0」や「ブルーブラッド~NYPD 家族の絆~」など他の人気ドラマを抑えて金曜ドラマでは視聴率トップに君臨※。また、シーズンを重ねるごとにファンを獲得し、視聴率、視聴者数も年々増加傾向にあり絶好調! 最近ではシーズン3の放送終了を前に早くもシーズン4の放送継続が決定するなど、多くの話題を集めている。
シーズン2では、シーズン1の終盤に登場したニックの母親によってグリム一族の歴史が語られると共に、世界征服の野望を抱く“王家” の謀略が明らかになるなど、ニックを取り巻くグリムとヴェッセンの世界の奥行きはさらに広がり、そこに潜む謎も深まっていく。魔女型ヴェッセンのアダリンドに毒を盛られて昏睡状態におちいってしまったジュリエットは無事に目を覚ますことができるのか、ヴェッセンの素顔を見てしまったゆえ悪夢に悩まされるハンクはそのトラウマから立ち直れるのか、そして、18 年前に殺されたはずの母ケリーはなぜ今になってニックの前に姿を現したのか…。一方、アダリンドをはじめ、様々なヴェッセンたちと密かにやり取りを続けてきたレナード警部にもある転機が訪れるなど、シーズン2は、ニックの周囲に居る人物たちの動向もドラマチックな展開を迎え、見逃せない必見のドラマになっている。