シーズン2
グリム、ヴェッセン、王家。ニックに託された鍵は…
実は、人間社会の中に入り込んで生活しているヴェッセン(魔物)たち。人間と共存し平和に暮らしているヴェッセンたちが大半だが、中にはヴェッセンの能力をつかって悪さをするものたちがいる。そういった悪いヴェッセンを取り締まる、ヴェッセン界の自警団的存在がグリムだ。グリムはヴェッセンの真の姿を見ることができるなど、特殊な能力を受け継いだ者たち。ヴェッセン界をとりしきる7 つの王家にも属さず、独立したグリムは、ヴェッセンたちから唯一恐れられる存在。だが最近、ある王家がグリムをとりこもうとしているらしく…!? ちなみに、ニックがおばマリーから譲り受けた鍵は、どうやら7 つ存在するようで、この鍵をめぐって王家とグリムも対立しているらしい。そして王家の人間は思いもよらぬほど、実は近くにいるらしいのだが…!?
眠れるジュリエットは“王子”のキスで目覚めるのか?
ニックは自分がグリムであることをジュリエットに告白しようと決心するが、その矢先にジュリエットはアダリンドの策略によって昏睡状態におちいってしまう。本当の自分を知ってもらえる機会を逃した上、さらに悪いことに、ジュリエットにかけられた呪いは彼女の中からニックの記憶を消しさっていくものだと判明。「眠れる森の美女」を彷彿とさせるストーリーだが、果たしてジュリエットは目を覚ますことが出来るのか?また、この事態を自ら解決しようと行動を起こすレナードにも注目だ。彼はなぜジュリエットを気にかけるのか、その理由とは…!?
ニックの母ケリー登場!
シーズン1最終回で登場した黒衣の女は、18 年前に死んだことになっていたニックの母ケリーだった。ケリーは自らの過去やグリム一族の歴史、7つの鍵、そして、3 つのコインなどについて語り、ニックの母親であると同時に、グリム一族の優秀なメンバーであることをうかがわせる。ケリーを演じているのは『アビス』、『ロビン・フッド』などの映画や、「WITHOUT A TRACE」などのTV シリーズへのゲスト出演で知られるメアリー・エリザベス・マストラントニオ。18年間の逃避行に耐えた強靭な精神と研ぎ澄まされたグリムとしての身体能力を見事に体現している。